はじめまして!
s12お疲れさまでした。
冠の雪原解禁明けの初シーズンということで環境が目まぐるしく変わる中、初手ダイマックス構築で初レート2000越えを達成できたので記事に残すことにしました。初執筆ですので拙い文ではありますが、よろしくお願いします。
(以下常体)
【コンセプト】
初手ダイマックスからの逃げ切り
【構築経緯】
8月末から剣盾のランクマを始め、約3か月間初手ダイマックス構築しか使ってこなかったので、今期も初手ダイマを軸に構築を組み始めた。(サイクルにも挑戦したが全く使いこなせなかった。)従来の襷+ミミッキュやオーロンゲ+詰めなど色々試す中で、スピードスワップポリゴン2で相手のダイマを切り返してアッキミミッキュで詰め切る動きが比較的安定して行えたので、これを軸とした。次に、ミミッキュで詰め切るのが難しいサンダーに対して強く、スピスワポリゴン2で足を奪った相手を起点に全抜きを狙えるウツロイドを採用した。
初手ダイマ枠は珠精神力カイリューを採用した。裏のダイマエースとして、カイリューが苦手とするカバルドン入りの構築や、環境に増えていた受け寄りの構築に対して強く出ることができるラム剣舞ASブリザポスを採用した。
最後に、環境に増えていたヌオー+ドヒドイデ+ラッキーのような並びに対し安定して立ち回ることができるポケモンとして、残飯両刀ギルガルドを採用して構築が完成した。
【個体紹介】
AS特化
せいしんりょくカイリュー。ランドロスの威嚇が効かない点やポリゴン2にマルスケをトレースされない点が強かった。初見殺し性能が高く、何度も3タテしてくれたが、終盤は型の認知が広がりせいしんりょく一点読みの行動をとられることが多く悩まされた。
技構成は、ダイマして積み技になるそらをとぶと馬鹿力、カプ・レヒレやテッカグヤへの打点となるかみなりパンチ、サンダーやランドロスへの打点となりダイアイスによる襷潰しができる冷凍パンチ。
ダイウォールが欲しい場面も多かったが、どの技も等しく撃っていたので外せなかった。エースバーンとのダイマの打ち合いに一度も勝てなかったのでもう少し耐久に振った方が良かったかもしれない。
・ブリザポス
無振りアーマーガア抜き
S+1最遅ポリゴン2抜き
起点作成、HBアッキのどちらのカバルドンに対しても選出できるダイマエースとして採用。陽気ASにすることでポリゴン2の後出しでダイマを枯らそうとしてくる動きを許さない。また、後述の最遅スピスワポリゴン2で相手にS実数値58を押し付けることで、1加速までの相手なら再度上から攻撃できる点も強かった。
技構成はタイプ一致のつららおとし、ダイマ技として効果が優秀なヘビボンと10万馬力、受け崩しができダイウォールの媒体となる剣の舞。氷打点はつららばりでもよいが、A+2でHDカバルドンを安定して倒せるつらら落としを採用した。(せっかくSに振ってるんだから怯みわんちゃん期待で採用した。というわけではない)
特性白の嘶きの圧力が凄まじく、相手にダイマを強要させることができる点が、初手ダイマポケモンとして最適だった。ウーラオス+エースバーンのような、相手がダイマせずにブリザポスを処理できる並び以外には積極的に選出した。
・ポリゴン2
S個体値0
最強の切り返しポケモン。カイリューかブリザポスの初手ダイマで数的有利をとり、相手にダイマを強要させた後、相手のダイマエースにS実数値58を押し付ける。スピードスワップをウオノラゴンに対して撃てば先手後手が逆転して回復が追いつくようになったり、剣の舞での突破を狙ってくる相手に対して撃てば安全に上からイカサマで突破できるようになるなど、使いやすい技構成だった。
一方で、特殊方面での積み技の起点にされやすく、またサンダーにどうあがいても勝てないことから、選出する際には裏のポケモンでのケアが必要だった。
Hー化けの皮ダメージ意識の8n-1
Sー最速テッカグヤ抜き
Aー11n
Bー余り
普通のアッキミミ。環境に種族値の高い準伝が多く、タイマンでは勝てない相手も増えたが、それでも強かった。ラス1にミミッキュが控えているときの安心感は半端ない。相手の構築が明らかに初手ダイマだと感じたら初手に投げたりもした。
ちなみにアッキミミミラーのS勝負の勝率は5割くらいだった。
ビーストブーストでSが上がる調整
ポリゴン2のスピスワで起点を作った後、特性ビーストブーストのS上昇とメテオビームのC上昇による全抜きを狙う。ミミッキュの通りが悪く、刺さっていると感じた構築にだけ選出した。選出画面で相手のサンダーに圧力をかける枠。
実際には、終盤にサンダー+ナットレイの並びが増えたことでサンダーへの役割が遂行しづらくなってしまった点、ハッサムやゴリランダー入りの構築には選出しづらい点から別のポケモンに変えることも検討したが、刺さる構築にはとことん刺さるのでそのまま採用し続けた。要検討枠。
C+1ヘドウェでは落ちないがメテオビームなら落ちるような耐久ラインのポケモンが多く(ウオノラゴンなど)、パワフルハーブを温存する立ち回りが求められたり、ダイウォールとの択が発生しやすく、扱いが難しいポケモンだと感じた。
B<D
A-だいたいのB振りハピナスを聖剣で確定2
C-H振りヌオーをシャドボで確定2
S-無振りハピナス抜き抜き
構築に最後に入ってきたポケモン。大流行していたヌオー+ドヒドイデ+ラッキーのような受けサイクルに対して強く出られるポケモンとして採用した。キングシールド、みがわりの存在から初手ダイマ裏のクッションとしても使いやすく、また、カイリューとの相性補完に優れることからも構築の潤滑油としての役割も果たした。選出率は控えめではあったが選出した試合の勝率はかなり高く、レート2000到達になくてはならない存在だったと思う。
【プレイングで意識したこと】
・脳死で初手にダイマを切るのではなく、不利対面をとったらちゃんと引き、後発ダイマに切り替える。
・相手がどのポケモンを選出しても詰んでしまうことがないような選出を心がける。
【余談】
冠の雪原で追加されたポケモンは、タイプも種族値も優秀なサイクル向けのポケモンが多く、対面構築は厳しいと言われていましたが、逆張りの精神でレートに潜り続け、最終日朝4時に無事にレート2000に乗せることができました。わーい!
3桁帯で100戦近く放浪していたこともあり、憧れのプレイヤーとも何度か対戦出来、とても嬉しかったです。
【special thanks】
ポリゴン2の通信進化を手伝ってくれた&LINEで相談や愚痴に付き合ってくれた、すこ
【さいごに】
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!